指導者はどんな人?

私たちの教室では、先生が違えば、同じ遊具でもプログラムが異なります。音楽の先生、ピアノの先生、心理学や児童学の勉強をした人、子育て経験者。資格や学歴は問いませんが、教室の指導者になる条件があります。それは、こどもの笑顔が大好きなこと、音楽や体を動かすことが大好きなこと、誰かをハッピーにするのが好きなこと、そして夢に向かって努力できる人であることです。先生たちの中には、音楽や心理の専門家やピアノや歌の上手な先生も、たくさんいますが、私たちは、音楽だけではなく、発達心理学、教育学、運動発達学、音楽療法、子育て支援の方法などを学んでいます。専門職のセラピストとしても活躍中の先生もいます。母親として、子どもと通っていたのに、いつのまにか先生になってしまったというほど、ここが大好きという先生もいます。

毎年、指導者養成講座を開講しています。詳細はこちら→クリエイティブ音楽ムーブメントBLOG

ママとパパと楽しもう

私たちは子どもに何かをさせるのではなく、親子で一緒に楽しむことから、スタートします。楽しんで遊ぶうち、自然に子どもの発達を促すことができます。子どもに一生懸命になるほど、自分が楽しむことはむずかしい。ですから、皆と同じことをしようと思わなくて大丈夫です。そして、子育てのちょっとした気分転換を。ストレスは楽しく動いて、お友達を作り、大いに発散しましょう。お子さんから、少し離れた距離で、他の子どもたちの中で遊ぶ我が子の姿や、子どもの嬉しそうな瞬間を見つけられると、子育ては、ぐっと楽しくなります。

楽器や遊具を上手に利用する

お子さんとのコミュニケーションが上手につくれない。そんな時には楽器や遊具が、大切なコミュニケーションの手段になります。教室では、身近なもので、遊びを展開させ、おうちでもご家族で遊べるヒントをお教えします。いろいろな遊びのなかから、きっとお気に入りが見つかりますよ。

音楽は子どもたちと私たちとの大切な言葉

音楽は私たちの人生をとても豊かにしてくれます。私たちは音楽を手段にして、子どもたちのコミュニケーション、運動、楽しい気持ち、自分を大切にする気持ち、などが育つようにと考えています。わたしたちは、音楽の技術ではなく、音楽で自分の人生を豊かにすることを大切に教えようとしています。自然の素材を生かした民族楽器、手作り楽器、ときにはボディパーカッション、たくさん音で楽しみます。私たちは音楽を教えるのではなく、子どもたちと音楽を通じてお話します。

マニュアルと競争はいらない!

クリエイティブ音楽ムーブメントでは、子どもたちに競争させることを避けています。乳幼児期、子どもの力を育てるのに、競争意識は必要ないと考えるからです。親が他の子どもと比べ、課題の達成に気をとられすぎず、でも、ひとりひとりの子どもたちをしっかり理解し、見つめるように心がけています。

教室のプログラムは先生によって違います。それは子どもと同様に、先生の特性や個性を大切にしているからです。同じ遊具や素材でも、違う先生が教えると違うプログラムになります。それは、何が出てくるかわからない、どきどきワクワクのプログラムです。

先生も一生懸命、見えないところで努力しています。それは、子どもたちの自信、自尊心、創造性を育てるために、指導者自身が創造的であることが、とても大切であると考えているからです。